常住寺の護摩供養 その2

護摩供養 2021年5月6日/6月6日

午後2時より護摩供養があり祈願いただきました。じつは護摩焚をみるのは今回が初めてで興味深々です。 

護摩堂には不動明王が奉られた護摩壇があり、護摩木が一本づつ炎のなかに焼べられていきます。 はじめ小さな炎は、お坊さんや祈願者の繰り返す不動真言とともに 迦楼羅炎 (かるらえん) となり 願い事の書かれた護摩木をことごとく灰にしていきます。護摩供養は ほぼ1時間続き、堂内に炎の熱気と灰の匂いが漂うなか 少々ハイな状態で終了し 心願成就です。 

また、護摩供養してもらおう!

迦楼羅炎 (かるらえん) とは、
不動明王の背後にある迦楼羅の吐く炎 もしくは そのものの姿。迦楼羅は煩悩の象徴である毒蛇を喰らう霊鳥。 (ウィキペディア)

不動真言とは、
不動真言 「なま さまんだら ばさらなん せんだ まかろしゃな そわたや うんたらた かんまん」 の意味は、「すべての諸金剛に礼拝する。怒れる憤怒尊よ、砕破せよ。フーン、トラット、ハーン、マーン。」(ウィキペディア)

6月6日は、護摩供養のあと火焔ボードの除幕式がありました。ボードの前に立ち、立剣と羂索 (けんさく) の位置に手を合わせて、ハイ・ポーズ!あなたも不動明王に、へ~ん し~ん! 
はたして常住寺の名物になるか?
護摩供養の日は、境内にキッチンカーや移動販売車がきています。細い坂道も軽四ならOKです。

常住寺の護摩供養

天台宗 金剛山 常住寺

近所のウォーキングコース(岡山国際ホテルから玉井宮に下る細い急な坂道)に常住寺があります。かつては岡山藩主の祈祷所として岡山城下にあったのですが、廃藩後に 寺院合併・移転を経て 大正8年に現在の地に移ったそうです。お寺のある山は、後楽園の借景になっており、境内からは岡山の街が一望できます。ウォーキングで立ち寄ると、ここで一息入れます。

常住寺の歴史はこちら https://joju-ji.com/

常住寺復興プロジェクト

常住寺のある門田文化町はちちの小学校の学区でもあり、お寺の境内や階段で よく遊んでいたそうです。中学生になっても 坂の上にあった数学や英語の塾に通うため、クラブのあとに汗を流しながら上っていたとのこと。今の家に引っ越してからも、電停近くの実家にいくのに、時々坂を上り下りしていますが、お寺が荒れてゆくのを見るにつけ 寂しく思っていたようです。

ところがこの春、お寺に赤や青のノボリがはためき、掲示板に「facebookのQRコード」 、「毎月六日は 『三千佛堂拝観』 & 『不動護摩供養』 の日」 のお知らせ、そして「常住寺復興プロジェクト」なる文字に発見したのでした。さらに階段を上がると、雑草が刈られきれいに掃除された境内、本堂、そして眩いばかりの 「三千佛堂」 が ・・・。

常住寺のいま

本堂は板金の屋根で覆われ、『葉上照澄のお写真』と『叩き彫佛一千躰』 が奉納されています。
ご本尊の不動明王座像は、岡山県立博物館に保管されているそうです。
また境内に 『葉上照澄大阿闇梨顕彰碑』 『角大使』 『三千佛堂』 が 新たに建立されています。

葉上照澄大阿闍梨(はがみ しょうちょう だいあじゃり)は、
大正年間から約五十年の間、常住寺住職(正・兼務)を務められた岡山和気町出身の偉人、戦後初の千日回峰行を満行された高僧。(常住寺HP)

千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)とは、
滋賀県と京都府にまたがる比叡山山内で行われる天台宗の回峰行の一つ。7年間にわたって行う。1〜3年目は年に連続100日、4〜5年目は年に連続200日行う。無動寺で勤行のあと、深夜2時に出発。真言を唱えながら東塔、西塔、横川、日吉大社と260箇所で礼拝しながら、約30kmを平均6時間で巡拝する。途中で行を続けられなくなったときは自害する。(ウィキペディア)

角大使とは、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%AF%E6%BA%90
平安時代の天台宗の僧侶 良源(慈恵大師)の尊称のひとつ(他に元三大師、豆大師、厄除け大師)。角大師と呼ばれる図像には、2本の角を持ち骨と皮とに痩せさらばえた夜叉の像を表したものと、眉毛が角のように伸びたものの2つのタイプがある。『元三大師縁起』などの伝説によると、良源が夜叉の姿に化して疫病神を追い払った時の像であるという。角大師の像は魔除けの護符として毎年正月に売り出され、比叡山の麓の坂本や京都の民家で貼られた。(ウィキペディア)

三千佛堂

三千佛堂は本堂に向かって左側にあります。本堂に歴史を感じるだけに、三千佛堂の真新しさが目を引きます。護摩供養の朝、ウォーキング中にお寺に寄ってみると、護摩堂で準備中のおばあちゃんが三千佛堂の鍵を開けてくれ、さらに到着したばかりの住職さんが中に案内してくれ 照明と音響を点けてくださいました。 

ありがたや!ありがたや!まさに貸し切り、ひとり占め (煩悩だらけ)
ウォーキングは完全クールダウン (笑)

5月のひんやりした堂内、三千佛の前にひとり座し まぶたを閉じ やわらかい光と読経の響きに躰がつつまれると異次元の世界に。 そして ちちの魂は佛たちに導かれて はるか宇宙空間を飛行する。

できれば ゆっくりと瞑想してみたいなぁ。

黒滝山登山 その3

お墓参り、地蔵院

黒滝山登山?をぶじ終え、さくら堂から地蔵院に下ります。地蔵院の墓地は、本堂山側からさくら堂までの急斜面にありますが、(2018年)平成30年7月の西日本豪雨で土砂崩れが発生し、多数のお墓が流れ さらに本堂、住職さんの住居が半壊するなど大きな被害がでています。 

・お墓参り
ちちの祖母おタキばあさんが眠っています。お墓は(地蔵院から見上げると)土砂崩れの上端に位置し、谷側の一角が崩れていますが、山側の墓石は なんとかとどまっています。墓じまいをしたと聞いており 雑草が茂っていますが、みんなで手を合わせました。地蔵院への下り道は、完全に崩れており、よそのお墓づたいに さくら堂からの下山道(コンクリート)にでます。

・地蔵院

土砂崩れにより 大きな被害がでましたが、ご住職のご苦労もあり いまは慰霊碑が建立され、本堂も再建されています。

ちちは、小学生の頃 夏休み・冬休みには忠海に帰り、おばあちゃんと過ごしていたそうです。残念ながら古い地蔵院のある風景は失いましたが、観音堂をいだきそびえる黒滝山や瀬戸田や大久野島が横たわる瀬戸内の景色・・・ ふるさとの風景は ちちに少年時代を思い起こさせるのです。

黒滝山登山 その2

黒滝山登山

お弁当でエネルギーチャージ完了!さくら堂から黒滝山の頂上(標高270m)を目指します。ちちははは、登り口に置かれていた真新しい青竹の杖を手にスタートです。「黒滝山を愛する会」の方に感謝です!さくら堂から黒滝山頂上まではゆっくり30分ぐらい。ずっと登りがつづくので、息が上がるのは覚悟のうえ、コケんように注意しましょう。

・登りはじめ(花崗岩の山道)
 さくら堂(一番休み)、乃木将軍腰掛の岩、霊水池、
 休憩所(二番休み)、平山郁夫画伯スケッチの場、幸福の鳥居

・まんなか(舗装された尾根の坂道)
 展望台(三番休み)、長寿の亀岩

・あとひといき(花崗岩の山道)
 観音堂(ちちは掃除した)、鐘つき堂(ちちは撞いた)、
 山頂ひろば(ちちは行かなんだ)

※どこで一息いれても 瀬戸内海の景色(大久野島、大三島など芸予諸島のしまなみ)が楽しめる。
※登山道には摩崖仏(黒滝山三十三観音磨崖仏)が多数点在する。 詳しくは、http://kazesasou.com/hotoke/hirosima/mihara_hoka/_087_miharasi_kurotakisann33.html

観音堂

観音堂は黒滝山の頂上の手前にあります。 ちちはお堂の鍵が開いていたので、靴を脱ぎ上にあがって休憩します。前にいつあがったか覚えていない。拝んだあと、お堂のなかをホウキで掃除していました。

<ちちのひとり言>
ちちが子供の頃、大晦日には近所の人と 黒滝山を登り、観音堂で除夜の鐘をついたそうです。 夜の登山は懐中電灯と所々にある電柱のほの暗い裸電球がたより。尾根の坂道に立つ電柱の位置は今も変わらない。お正月(お盆かも)には、中腹にある地蔵院でくじ引きがあり、ふもとの薬師堂で景品(エモンかけ、洗濯バサミとか)をもらうのだそうだ。いまはむかしとはいえ、地元と密着したお寺さんですねぇ。

黒滝山登山 その1

黒滝山でお花見・お墓参り

ちちが幼少の時を過ごした広島県竹原市忠海町にある黒滝山に登ります。黒滝山の中腹に地蔵院(臨済宗佛通寺派)があり、お花見も兼ねてご先祖様のお墓参りもします。

さあ出発!R2を倉敷方面に進み、瀬戸中央道・早島ICから倉敷JCT経由で山陽自動車道下り広島方面に合流し、本郷ICでおり 下道で忠海を目指します。片道約2時間の道のり。かつてそうしていたように、本郷のマックスバリューでお茶とお弁当をゲットしました。

さくら堂でお花見

黒滝山駐車場(登り口)に着くと、お弁当とお茶の入ったクーラーボックスを持ちすぐ上のさくら堂まで登ります。登り口からさくら堂まで、「黒滝山を愛する会」の方が設置された灯篭が満開の桜やこれから芽吹こうとしている樹々に吊るされています。灯篭には竹原や忠海に縁のある企業名がみられます。知っているのは…アヲハタ(ジャムの会社)、アトム(手袋の会社)、竹鶴酒造(竹原のお酒、マッサンに登場、じいさん愛飲)…ぐらい。

今回、さくら堂にはお花見の先客がおられたので、前のベンチで、満開の桜と穏やかな瀬戸内の風景を眺めながらお弁当をいただきました。ちなみに、むすこは焼肉弁当、ちちははは海鮮弁当ノンアル付き。 とても美味しかったよ♪ごちそうさま!